マーサー、日本株のESG評価状況を発表 | マーサージャパン株式会社

プレスルーム

マーサー、日本株のESG評価状況を発表

  • 2015年9月9日
  • 日本, 東京

マーサージャパン株式会社は、日本版スチュワードシップ・コードの精神に則り、マーサーが運用機関の運用プロダクトの評価に当たって実施している、ESG評価の日本株運用における評価状況を発表することとしました。マーサージャパン株式会社は資産運用コンサルタントとして、昨年8月に日本版スチュワードシップ・コードの受け入れを表明しましたが、今回の発表はその受け入れ表明に基づいたものとなります。

マーサーは運用機関のアクティブ運用プロダクトを4段階のレーティングで評価していますが、その際、運用機関の投資判断におけるESG(環境、社会、ガバナンス)要因の取り組み度を合わせて評価しています。ESGの評価の結果は、次のように4段階のレーティングとして表示されます。

レーティング 定義
ESG1 最も高い評価で、ESGとアクティブ・オーナーシップの投資プロセスへの取り込みにおいて業界のリーダーであり、ESGが投資アイデア発掘とポートフォリオ構築における主たる要因であることが明確に確認できる。
ESG2 2番目に高い評価で、ESGとアクティブ・オーナーシップが投資の意思決定において考慮されていることが確認できるがESG1ほどのレベルではない。
ESG3 ESGとアクティブ・オーナーシップの取り込みが窺えるが、限定的な段階に過ぎない。
ESG4 最も低い評価で、投資プロセスにESGとアクティブ・オーナーシップが取り込まれていない。

2015年8月末時点におけるESGレーティングの付与数と分布は、以下の表の通りになります。

レーティング 評価数 比率
ESG1 0 0%
ESG2 0 0%
ESG3 88 74%
ESG4 31 26%
合計 119 100%

評価結果としては、ESG3とESG4のみで、優れた評価であるESG1とESG2の該当はありませんが、マーサージャパンの資産運用コンサルティング部門シニア・リサーチャーで、日本株運用プロダクトの評価担当者である若槻学は次のように述べています。「ESGを実際の投資判断を左右する要因として明確に位置付けている運用プロダクトはまだ確認できている段階にはありませんが、日本版スチュワードシップ・コードが公表されて以降、コーポレート・ガバナンスをより重視する運用機関は増えています。」

また、マーサーの日本における資産運用コンサルティングの責任者である大塚修生は、「日本においては欧米と比較して、ESG要因に対する投資家の重要性の認識が低い状況にありますが、アベノミクスの成長戦略の進展を受けて、日本株運用のリターンにおけるESG要因の重要性が高まる可能性があります。マーサーはお客様の運用リターンの向上を目指して、ESG評価を含めて、今後もリサーチの強化に努めて参ります」と述べています。

ESGを含む評価の対象運用プロダクトは、マーサーの顧客のニーズ等をふまえながら評価担当者が選定しており、上記表で対象とした運用プロダクトにはアクティブ運用の日本株(小型株を含む)の他、ロング・ショートなどのヘッジファンドも含みますが、現段階で、SRI等の専門ファンドは含んでおりません。また、パッシブ運用のESG評価では、議決権行使とエンゲージメントを中心とした評価を行いますが、評価実績数が限られることから、今回、公表の対象としていません。



マーサーについて

マーサー(英語社名:Mercer、本社: ニューヨーク、社長兼CEO:Julio A. Portalatin)は、組織・人事、福利厚生、年金、資産運用分野でサービスを提供するグローバル・コンサルティング・ファームです。

全世界約20,000名のスタッフが40カ国以上約180都市の拠点をベースに、130カ国以上で、25,000超のクライアント企業のパートナーとして多様な課題に取り組み、最適なソリューションを総合的に提供しています。

日本においては、35年余の豊富な実績とグローバル・ネットワークを活かし、あらゆる業種の企業・公共団体に対するサービス提供を行っています。組織変革、人事制度構築、福利厚生・退職給付制度構築、M&Aアドバイザリー・サービス、グローバル人材マネジメント基盤構築、給与データサービス、年金数理、資産運用に関するサポートなど、「人・組織」を基盤とした幅広いコンサルティング・サービスを提供しています。

マーサーは、ニューヨーク、シカゴ、ロンドン証券取引所に上場している、マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズ(証券コード: MMC)グループの一員です。 マーサーについての詳細は、以下をご参照ください:

マーサー ジャパン www.mercer.co.jp
Mercer(Global) www.mercer.com
マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズについて

マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズ (ニューヨーク証券取引所コード: MMC) は、グローバルプロフェッショナルサービスを提供する企業グループとして、顧客企業にリスク、戦略、人材分野の助言とソリューションを提供しています。

マーシュ・アンド・マクレナン・カンパニーズはマーシュ(保険仲介とリスクマネジメント)、ガイカーペンター(再保険仲介・コンサルティング)、マーサー (組織・人事マネジメント・コンサルティング)、そしてオリバーワイマン(戦略コンサルティング)から構成されており、年間総収入130億米ドル超、全世界に57,000名の従業員を擁し、100ヶ国以上で顧客に分析、アドバイスを行い、各種取引を支援しています。

本件に関するお問い合わせ

マーサージャパン株式会社
広報
小原 香恋 Karen Ohara
Tel: 03 5354 1674 pr.japan@mercer.com

資産運用コンサルティング
Tel: 03 5354 1461 investment.japan@mercer.com
www.mercer.co.jp/about-mercer/lines-of-business/investments.html

お問合せ