「ジョブ型雇用」の仕組みから導入、経営に生かすための手法まで。一過性のブームに終わらせることなく、中長期的な制度にするために必要な知識を企業の事例も交えながら解説。
2021年4月26日
世界最大級の組織・人事コンサルティング会社マーサーの日本法人であるマーサージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 草鹿 泰士)は、日経文庫『ジョブ型雇用はやわかり』の出版を発表した(発行:日経BP)。
「ジョブ型雇用」は、なぜいま話題なのか。その仕組み、導入、ジョブ・ディスクリプション(職務記述書)作成のポイントや、優秀な人材の採用・育成・処遇のあり方、頓挫しないための改革手順などを実例も使いながら解説した。激化する競争に勝ち抜ける組織をつくりたい経営者や人事担当者はもちろん、現場のマネジャーや働く個人としても押さえておくべき知識を網羅している。
『ジョブ型雇用はやわかり』の詳細はこちらをご覧ください。
出版にあたり、マーサージャパン 代表取締役社長 CEO 草鹿 泰士は、以下のように述べている。
「最近話題となっている「ジョブ型雇用」ですが、体系的で実務に即した分かりやすい解説書がこれまでありませんでした。本書は、組織・人事コンサルティングであるマーサーのトップコンサルタントが、その経験と蓄積から著した、いわばジョブ型雇用に関する「決定版」です。多くの方にお読みいただければ幸いです」
また、取締役 執行役員 組織・人事変革部門代表の白井正人は、次のようなコメントをしている。
「ジョブ型雇用への変革とは、「ジョブディスクリプションやジョブグレードの導入」のような部分的な施策ではなく、雇用のあり方そのものの変革です。また、デジタル化、グローバル化、少子高齢化への対応に追われる、多くの日本企業への人材マネジメント領域の処方箋ともなり得る概念です。この書籍はそのコンセプトを分かりやすく説明し、会社、個人、社会が今何をすべきか考える一助となることを狙いにしています」
マーサージャパン共著
3章を担当。組織設計・人事戦略プラクティスをリード。
1・6章及び全体編集を担当。役員報酬制度設計、サクセションマネジメント等に従事。
1章及び全体監修を担当。取締役 執行役員 組織・人事変革部門 日本代表。
2章を担当。組織・人事領域のコンサルティングにおいて約20年のキャリアを有する。
5章を担当。グローバル人材マネジメント、リーダーシップ開発等のプロジェクトをリード。
4・6章及び全体編集を統括。組織・人事変革コンサルティング部門 代表。
マーサーについて
マーサー はより輝かしい未来は築くことができるものと信じています。私たちはクライアントと共に、仕事そのものを再定義し必要な改革に導き、退職制度や年金の投資成果を再構築します。そして、真の健康とウェルビーイングへと導くビジョンを掲げています。全世界約25,000名のスタッフが43ヵ国をベースに、130ヵ国でクライアント企業と共に多様な課題に取り組み、最適なソリューションを総合的に提供しています。マーシュ・マクレナン(NYSE:MMC)グループの一員として、日本においては40年以上の豊富な実績とグローバル・ネットワークを活かし、あらゆる業種の企業・公共団体に対するサービス支援を行っています。
マーシュ・マクレナンについて
マーシュ・マクレナン(ニューヨーク証券取引所コード: MMC)は、グローバルプロフェッショナルサービスを提供する企業グループとして、顧客企業にリスク、戦略、人材分野の助言とソリューションを提供しています。マーシュ(保険仲介とリスクマネジメント)、ガイ・カーペンター(再保険仲介・コンサルティング)、マーサー (組織・人事マネジメント・コンサルティング)、そしてオリバー・ワイマン(戦略コンサルティング)から構成されており、年間総収入170億米ドル超、全世界に76,000名の従業員を擁し、世界各地の顧客に分析・アドバイスを提供しています。