投資ガバナンスモデルの進化がより良い結果をもたらす

投資ガバナンスモデルの進化がより良い結果をもたらす

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投資ガバナンスモデルの進化がより良い結果をもたらす
Calendar2018/08/08

マーサーでは、投資ガバナンス体制が大幅に進化していると認識しており、こうした進化に合わせてどのように投資プログラムが実施されているのかに注目しています。本稿において私たちは、ここ5~10年で導入されてきた主要なガバナンスモデルの概要を俯瞰しています。これにより、機関投資家は現在と将来のニーズを満たす最適な投資モデルを確認できます。

機関投資家が直面しているタスク

機関投資家は、適切な投資体制を設計し実施するに当たっては膨大なto doリストを抱えることになります。この広範なリストを実施するには、すべてのタスクを、適時に、高品質かつ瑕疵無く完遂するために十分なリソースを確保するたことが必要であり、そのためには多額の投資ガバナンス予算を必要とします。最も影響の大きな意思決定にあたっては、成功率を向上させるために最大限の注意と努力が要求されます。投資家は自身のガバナンスモデルを進化させることで、最も重要な要素に絞って注力することが可能となり得ます。私たちは、タスクを次のカテゴリに広義にグループ化することにより様々なガバナンスモデルを比較いたしました。

投資ガバナンスにおける様々なモデルの誕生

実行すべき多くのタスクが増加を続けるに伴い、機関投資家は、ガバナンスモデルを様々な方向に進化させることで資産を運用・管理する受託者としての義務を果たしてきました。これには、内部リソース拡充のために投資をしたり、外部リソースの様々なかたちでの活用方法を拡大したりすることが含まれます。

 私たちは、機関投資家がそのガバナンスリソースを拡充するにあたり、下記の5種類の投資ガバナンスモデルの誕生を見ました:

  • 社内チームを拡充するとともに第三者の研究やツールの活用を拡大する。ただし、実行と継続的な評価はすべて社内で実施。
  • 戦略策定および研究に関する従来型の投資コンサルタントの助言の活用を拡大する。ただし、実行はすべて社内で実施。
  • サードパーティのマネジャー選定プラットフォームを運用実行段階で使用する。ただし、マネジャー選定を含めたすべての投資決定は社内リソースによる。
  • 運用実行およびマネジャー選定、ダイナミック資産配分、債務主導投資の設計・運用等の、一部の投資意思決定を部分的にプロバイダーにアウトソーシングする。
  • 戦略とリスク予算設定に沿った全ての運用実行および投資決定をプロバイダーに完全にアウトソーシングする。 これはOCIOまたは委任マネジャーと呼ばれることがある。

これらの各ガバナンスモデルには利点がありますが、究極的には選択肢を持つことが重要であり、機関投資家は、自身にとって最適モデル (複数モデルも含む) を選択できます。

マーサーなどの投資サービス・プロバイダーは、機関投資家のニーズを満たすべく、自らのビジネスモデルを適合させます。マーサーではマーサーが機関投資家と協力するためのオプションを提供しています。マーサーは、本稿で紹介している5種類の投資ガバナンスモデルのいずれかを活用してクライアントと協業しています。このようにして、クライアントが常に自身の目的・目標を追求するための適切かつ最適なガバナンスフレームワークを設計できるようにしているのです。

詳細なガバナンスモデルについてはマーサーの記事「投資ガバナンスモデルの進化-より良い成果の促進」をダウンロードしてください。

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