C-Suite Talk Live 第60回 クルーズ株式会社 (1/4) | マーサージャパン

C-Suite Talk Live 第60回 クルーズ株式会社 (1/4) | マーサージャパン

C-Suite Talk Live 第60回 (1/4)

クルーズ株式会社

GUESTS:
取締役 プライスレス/社長室/経営戦略 担当管掌役員 対馬 慶祐さん

C-Suite Talk Live 第60回 ~対談エッセンス~
  • 挨拶で選んだ会社
  • “オモシロカッコイイ”をツクル
  • カルチャー伝承のために
  • 自社開発の人事基幹システム
  • 事業のスピードを加速させる
  • 逃げない決意
  • 誇りをプレゼントする

挨拶で選んだ会社

西田 このC-Suite Talk Liveを読んで下さっている方は人事・企画系の方が多いのですが、読んでみて思考の刺激になったり、自身のアクションにドライブがかかるようなコンテンツが提供できればと思って続けております。先ほどクルーズさんのオフィスに入るなりアミューズメント施設に来てしまったかと錯覚するくらい度肝を抜かれましたが、まさにクリエイティブな会社、対馬さんであればこそ、それが実現できるのかな、と今日お願いした次第です。

対馬 ご期待に沿えるように頑張ります。

西田 最初に、この会社に対馬さんご自身がどんな思いを持って参画されたのか、お伺いできますか?

対馬 わかりました。クルーズは2001年に創業した会社ですが、僕が入社したのが2004年なので、丁度3年が経った頃でした。それ以前はゴルフ雑誌の編集をしていました。当時雑誌が売れなくなってきていて、僕自身がITに詳しい訳でもなかったのですが、インターネットってすごく面白いし需要も伸びるだろうなと思って自分でネット系企業に応募して入社したというのが経緯ですね。

西田 今は人事を担当されていますが、その当時は人事経験も無かったと?

対馬 全然ないです。転職活動の時も、いろんな会社を見て、いろんな仕事の話を聞いても、何がなんだかわからないんですよね。インターネットのことがわからないので。この会社に決めた理由はとにかく挨拶が気持ちよかったとか、そういう理由です。

西田 挨拶が決め手?

対馬 面接の時に控室みたいなところで待っている時に、当時まだ狭い会社だったので、通り過ぎる社員が、みんないらっしゃいませっていう感じで、すごく気持ち良い会社だなあと思って。

西田 ああ、先ほども入口がどこかわからず戸惑っていたら、通りかかった社員の方が丁寧に教えて下さいましたし、お部屋に通されるまで気持ちよく挨拶して下さる社員の方々とすれ違いました。当時のカルチャーは健在ですね。

対馬 はい。これはうちの会社のカルチャーブックですが、中に挨拶をしっかりしようねというのが書いてあって、当時からそれは根付いていましたね。

西田 人間はコミュニケーションの生き物ですから、挨拶は生きていくための基本動作ですよね。ところで、“オモシロカッコイイ”をツクルというビジョンが書いてありますね。これもその当時からですか?

対馬 いえ、僕が入った当時はそういうビジョンは在りませんでした。社員数も多くなり伝承できる形でカルチャーも醸成していかないと、という時に、その“オモシロカッコイイ”をツクルというものが出来たのです。

西田 入社されてから今に至るまで、こういったビジョンの見直しも含めて会社が変わっていくにあたり、どのような役割を果たされたのでしょうか。

対馬 最初は現場で、企画の仕事、いわゆるインターネットのコンテンツを考えて作るということをしていました。

西田 クリエイターですかね?

対馬 そんな感じです。人事には2008年に異動しました。創業当時の当社では新卒採用はなかなかできませんでした。じっくり育てるだけの余裕やお金もないので、どうしても即戦力を求めて中途採用に傾斜していたのですが、2007年に上場して、新卒を採用できる環境が整ったことで、本格的に始めようということになりました。社長の小渕の思いとしては、そこに現場経験者を置いて、応募者に対して仕事や会社の魅力、実際の業務の内容などを語らせたいと思ったのだと思います。

西田 そこで対馬さんに白羽の矢が立ったのですね。対馬さんが小渕社長に選ばれた理由は何だったのでしょうね?

対馬 )お恥ずかしながら、事業の場では僕よりも優秀な人間は結構たくさんいたのですが、小渕の哲学に、“得意なものを得意な人にやらせる”というところがあるので、僕が一番得意なところって何だろうなと当時考えてくれた結果のようです。自分で言うのはすごく恥ずかしいのでが、小渕の目からみると結構人から好かれるみたいなところがあったらしく(笑)。

西田 それは誰の目から見ても明らかでしょう。

対馬 あとは、やはり人事は伝え方とか言葉のワーディングも凄く重要という事が社内で認識されていて、割とそういうのが得意だからちょっと任せてみようかなと思った、とも言っていましたね。

西田 言葉は力ですからね。凄く納得感のある選び方だと思います。そこから会社が急成長する中で、人事ではどのような役割を果たされたのでしょう?

対馬 人事としてのあらゆる仕事をやりましたね。人の採用もそうですし、組織が大きくなっていく過程で制度も変えなければなりませんから、人事の評価制度、福利厚生制度の再構築などもしました。そのあたりは、社長と二人三脚で、社長が語るビジョンに僕がどうアプローチをかけるかを考え、全社の施策に落とし込んでいきました。

対馬 慶祐(つしま けいすけ)さん プロフィール
1979年北海道札幌市生まれ。2004年クルーズ株式会社に入社。モバイルコンテンツ事業部にて、コンテンツの企画・制作に携わり、広告営業部門の営業等を経て、2007年に上場した後、2008年に人事部門へ。2009年人事部部長に就任。採用設計、制度・組織構築等に携わり、2010年に人事総務担当執行役員、その後2011年に取締役に就任。現在は取締役(プライスレス/社長室経営戦略 管掌担当役員)として同社を率いる。
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