ライブラリ / 「経営×人・組織」視点の対談 C-Suite Talk Live / 第59回(4/4)
第59回 マガシーク株式会社 取締役 原田 由佳さん

ワークライフバランス
西田 原田さんご自身のワークライフバランスに関しては、どのようなご経験、ご意見を持っていらっしゃいますか?
原田 女性だけがワークライフバランスを言っていても結局は上手くいかないのかな、と思っていて、世の中のみんなが、男性も自分の家庭や趣味としっかり向き合わないとスタートしない話かなと思っていますね。
西田 例えば?
原田 ドコモの元同僚の男性と会ったら、6時に帰って、奥様のつわりがひどいので6時以降は自分が2人の子供の面倒を見ている。でも6時まではしっかり仕事をしているし、下にメンバーもいる立場です。そういう価値観をサポートして、それでいて組織もきっちり回っていて、その上でしっかり評価してあげないといけないとだめかな、と思います。
西田 なんとなく長くいる方が良しというのがどうしても消えないですね。長くいるといろんなことを知っている、そうすると上司はその人を頼りにしてしまうというスパイラルですね。
原田 私自身も部下を持っていて、そういった傾向がなくはないかな、と思ってしまいますが、時間の枠を超えていい人が出てくるとその価値観が変わるんでしょうね。短い時間で価値を上げる人がいないと、気が付かないですよね。私の反省ですけど。
西田 やっぱり管理職が変わらないと変わらないということでしょうか?
原田 そうですね。だから、みんなにワークライフバランスというのは、実際は難しいと思います。
西田 結局楽な方に人間は流れるので、楽な方ばかりに行くと組織的には変わらないということになるのでしょう。
原田 だから、優秀な人ほどワークライフバランスの先陣を切ってほしいですね。
西田 でも現実は、ある程度会社や組織にちょっとでも余裕がないとワークライフバランスは考えられない。優秀な人材を選んで集めて、ある程度体制を作っていくしか答えは無いですね。そういった体制が組めたとして、仕事をする仲間との接し方については何に留意すればよいでしょう?
原田やっぱり自分の強みをしっかりと自覚しておくということですかね。自分はここが得意、ここが苦手ということを分かった上でメンバーと向き合う、仕事をする。上司たるもの全てを分かっていなくては、としなくても良いと思います。
西田 割り切りですね。
原田 そこは、下とのいろんな関係の中で、最後責任をとるのは上司になりますけども、任せるところを含めて。ただ、自分が大事にしている価値観とか、得意なところは明確に持っておくと、メンバーも仕事をしやすいのではないかなと思います。
西田 そうすると理想的には自分の軸を持っていてどっしり構えてはいるものの、部下の頑張っているところはきっちり見ていてくれている、というような上司ですね。
西田 最後に、原田さんがマガシークで達成したいことをお聞かせください。
原田 はい、財務的に成功させることは当然ですが、みんながもっとやりたいことを楽しくやれる会社にしていきたいですね。今はごりごりやっていますが。
西田 楽しい会社、いいですね。
原田 あとは、競合と比べるとちょっと最近マガシークは違うわね、とそういうことをお客様に言ってもらうことだと思いますし、重要なのはブランドさんなので、ブランドさんからもマガシークをそのように見てもらうということは、遠くない未来にそうなっていないといけないですね。
西田 思いを強く持ち続けるのは得意ですものね。
原田 あと、PRしたいのですが、東京ガールズコレクション(http://girlswalker.com/tgc/14ss/)という大きなファッションイベントに参加しています。そこでショーに出たものが買える、という取り組みを行いますので、是非、記述してください!そういった他社の大きなイベントともどんどんコラボしているということをちょっとお伝えできればいいかなと。
西田 掲載します!
原田 もう一つ、コラボ商品を作ってみました。リラックマです。かわいいでしょ。
西田 確かに。これもお写真を載せておきますね。
原田 ありがとうございます。インタビューを受けた甲斐がありました!
西田 今日はお忙しい中をありがとうございました。
原田 女性だけがワークライフバランスを言っていても結局は上手くいかないのかな、と思っていて、世の中のみんなが、男性も自分の家庭や趣味としっかり向き合わないとスタートしない話かなと思っていますね。
西田 例えば?
原田 ドコモの元同僚の男性と会ったら、6時に帰って、奥様のつわりがひどいので6時以降は自分が2人の子供の面倒を見ている。でも6時まではしっかり仕事をしているし、下にメンバーもいる立場です。そういう価値観をサポートして、それでいて組織もきっちり回っていて、その上でしっかり評価してあげないといけないとだめかな、と思います。
西田 なんとなく長くいる方が良しというのがどうしても消えないですね。長くいるといろんなことを知っている、そうすると上司はその人を頼りにしてしまうというスパイラルですね。
原田 私自身も部下を持っていて、そういった傾向がなくはないかな、と思ってしまいますが、時間の枠を超えていい人が出てくるとその価値観が変わるんでしょうね。短い時間で価値を上げる人がいないと、気が付かないですよね。私の反省ですけど。
西田 やっぱり管理職が変わらないと変わらないということでしょうか?
原田 そうですね。だから、みんなにワークライフバランスというのは、実際は難しいと思います。
西田 結局楽な方に人間は流れるので、楽な方ばかりに行くと組織的には変わらないということになるのでしょう。
原田 だから、優秀な人ほどワークライフバランスの先陣を切ってほしいですね。
西田 でも現実は、ある程度会社や組織にちょっとでも余裕がないとワークライフバランスは考えられない。優秀な人材を選んで集めて、ある程度体制を作っていくしか答えは無いですね。そういった体制が組めたとして、仕事をする仲間との接し方については何に留意すればよいでしょう?
原田やっぱり自分の強みをしっかりと自覚しておくということですかね。自分はここが得意、ここが苦手ということを分かった上でメンバーと向き合う、仕事をする。上司たるもの全てを分かっていなくては、としなくても良いと思います。
西田 割り切りですね。
原田 そこは、下とのいろんな関係の中で、最後責任をとるのは上司になりますけども、任せるところを含めて。ただ、自分が大事にしている価値観とか、得意なところは明確に持っておくと、メンバーも仕事をしやすいのではないかなと思います。
西田 そうすると理想的には自分の軸を持っていてどっしり構えてはいるものの、部下の頑張っているところはきっちり見ていてくれている、というような上司ですね。
楽しい会社に

原田 はい、財務的に成功させることは当然ですが、みんながもっとやりたいことを楽しくやれる会社にしていきたいですね。今はごりごりやっていますが。
西田 楽しい会社、いいですね。
原田 あとは、競合と比べるとちょっと最近マガシークは違うわね、とそういうことをお客様に言ってもらうことだと思いますし、重要なのはブランドさんなので、ブランドさんからもマガシークをそのように見てもらうということは、遠くない未来にそうなっていないといけないですね。
西田 思いを強く持ち続けるのは得意ですものね。
原田 あと、PRしたいのですが、東京ガールズコレクション(http://girlswalker.com/tgc/14ss/)という大きなファッションイベントに参加しています。そこでショーに出たものが買える、という取り組みを行いますので、是非、記述してください!そういった他社の大きなイベントともどんどんコラボしているということをちょっとお伝えできればいいかなと。
西田 掲載します!

西田 確かに。これもお写真を載せておきますね。
原田 ありがとうございます。インタビューを受けた甲斐がありました!
西田 今日はお忙しい中をありがとうございました。