インドの未来の労働力とエンゲージメント | マーサージャパン

インドの未来の労働力とエンゲージメント - デジタル・トランスフォーメーション

ライブラリ / Voice on Growth Economies /

インドの未来の労働力とエンゲージメント
関連記事:
Calendar2019/01/24

インドのデジタル技術は、業界のあらゆる領域の労働力と業務プロセス全般にすさまじい変容をもたらしている。こうした変化により、自動化や現代のテクノロジーが従業員の仕事や生活にどう影響するのか?という事だけではなく、進化し続ける労働力のニーズに企業はどう関与するのか?という疑問を会社や従業員に投じることになった。ここで、変革し続けるインドの労働力のトレンドを考察してみる。

テクノロジー主導の崩壊は未来の仕事をどのように定義するか?

インドの急速な技術の発展により、人が行う仕事の力学は予期せぬ形で著しく影響を受けることになるであろう。人と機械の関係は、プロセスの自動化や、人間の感情や知能に関する機械学習のバランスをとりつつ、絶えず進化していくであろう。研究によると、感情的知能や革新する能力などの、人の先天的認知機能は機械には代替できないとしている。未来の労働力はこうした現実を中心に形成されるであろう。例えば、インドの殆どの銀行取引はオンラインで行うことが可能な中で、投資アドバイスや富裕層向けウェルス・マネジャーとの交わりにおいては、人の要素は今でもカギとなっている。未来の技術は、人間関係の影響を向上させながらも、作業を自動化し生産性を改善する。

デジタル・トランスフォーメーションは労働力をどう変えたか?

インドではこれまでは、ピラミッド式の組織構造に配置される工学系の学校の卒業生を技術系企業が多数雇用することが就職シーズンの恒例となっていた。経験年数によって組織されるピラミッドの最初の三段階(1~3年、3~6年、6~9年)は、社員全体の凡そ8割になる。しかし予算上は、この8割の人は、管理職でない社員の賃金総額全体の3割未満にすぎない。初歩的な仕事が自動化され、中級レベルのエンジニアは未来に価値を提供する為に技術スキルの構築に注力することで利益率は向上し、生産性の効率化が図られるダイヤモンド型設計にピラミッド型設計は代替されて、組織構造は著しく変化した。

ITサポートやプロジェクト管理といった技術系の仕事の役割は最初に自動化され、企業によっては15%の人員削減を招くことになる。その他の技術系分野のヘッドカウントは経験によって増員又は削減となる。技術系の仕事では、オフショア運用、ソフト試験やリリースそしてアプリケーションの開発といった分野は自動化される。しかし、データサービス、UI/UX、クラウド・コンピューティングやクライアントのソリューションを創出する為のドメイン/機能知識をもたらすファンクショナル・ソリューション・アーキテクチャは増員となる。実際、こうした分野の仕事は100%以上の増加があり、組織の非線形の成長を後押しする。企業はまた、フリーランス、パートタイム/臨時雇用、クラウド・ソースの人材、あまり知られていないコーペティション・モデルなどの非伝統的な人材のプールを取り入れることで会社の組織構造を混乱させている。

  お問い合わせ
お問い合わせフォーム
*必須項目