GCCの家族経営企業:後任計画による事業継続性の確保 | Mercer 2019

GCCの家族経営企業:後任計画による事業継続性の確保 | Mercer

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GCCの家族経営企業:後任計画による事業継続性の確保
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Calendar30 5月 2019

家族経営企業がさまざまな業界にわたり、湾岸協力会議(GCC)全体で目立っていることは間違いありません。中小企業から有名な多国籍企業まで、家族によって所有・経営される企業が現代の国家の基盤となっています。

これらの企業の多くは、50年にわたり存続し、今日もなお生き残っています。第1世代が退陣し始めると、第2、第3世代への所有権の移行が見られます。中東では、今後10年間で約1兆ドルの資産が次世代の家族経営企業に譲渡されると推定されています。

第1世代から第2世代への移行、そして徐々に増える第2世代から第3世代への移行は、こうした企業の持続可能性と成長に大きな影響を与えることでしょう。その結果、多くの企業がバトンを次世代に引き継ぐ状況にあることから、相続計画や後任計画への関心が高まっています。

現在のリーダーは家族内で事業を続けることを望みますが、移行のかなり前に準備が整っていない場合、多くの問題が発生するおそれがあります。このような準備不足は一般的なものです。リーダーは日々の事業運営に夢中になるあまり、長期的、戦略的な優先事項を見失うことは容易だからです。リーダーシップや所有権の変更に取り組まなかったことによる損失は、かなり大きくなる可能性があります。明確で戦略的な後任計画がないと、企業内で混乱、紛争、不確実性が生じて、買収や乗っ取りの対象になりやすくなります。

企業を長く存続させ、これまで築き上げてきた財産を維持できるかどうかは、相続計画と後任計画を通じて、こうした変化を先取りできるかどうかにかかってきます。

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