デジタルトランスフォーメーションへの従業員の関与: デジタル戦略実現のための新たなモデル | Mercer

デジタルトランスフォーメーションへの従業員の関与: デジタル戦略実現のための新たなモデル

ライブラリ / Voice on Growth Economies /

デジタルトランスフォーメーションへの従業員の関与: デジタル戦略実現のための新たなモデル
関連記事:
Calendar2018/08/21

デジタルトランスフォーメーションに際して従業員の関与を促す、思慮に富み統合された方法で技術を設計、実装することは企業にも恩恵をもたらします。

課題定義の設計初期段階から、改善、簡素化、そしてときに廃止できるプロセスについて熟知する従業員を関与させることで、企業は後の段階で費用が増加したり、継続的改善が妨げられたり、またユーザーの賛同を難しくするような変更やボトルネックを避けることができます。逐次的な技術の設計~実装プロセス、つまり「古いモデル」に固執することは、さらなる技術革新を減退させます。技術革新により、今まで予想しなかったようなテクノロジーの利用をしたり、組織のデジタル力を拡大することができるのです。加えて、エンドユーザー/従業員を初期段階で関与させないことがデジタルトランスフォーメーションプロセスにおいて大切です。それにより、新たなデジタル環境による勝者と敗者が決まるのです。

当社のインタビューで判明した事項から、デジタルトランスフォーメーションの成功には以下の5つの要素を新しい包括的なモデルに組み入れることが必要であることが示唆されます:

  1. 変革を実現する主役としてのチーフデジタルオフィサー (CDO): CDOはシステムインテグレーター、そして変更プロセスファシリテーターとしての役割を果たします。
  2. プロアクティブな従業員のスキルアップ: 実装プロセスの前に従業員への十分なトレーニングと投資を行うことは、従業員がデジタル技術を使用して効果的に働くスキルを持ち、文化的意欲を高めるのに役立ちます。
  3. 共同技術設計: ベンダー、社内マネージャー、従業員が共同で、デジタル化によって対処し得る課題/機会を定義します。
  4. 人間によるインプットを人工知能 (AI) で増強: AIを利用した体系的なプロセス変更を考慮します(純AIプロセスとAIが増強する人によるプロセス)。
  5. 技術をワークフローに統合: 近い将来デジタル化される仕事に最も近いところにいるスタッフが当初から設計に参加します。既存のプロセスの自動化を検討するだけでなく、プロセス自体(そして最適化)を考えます。

執筆者

本誌アプリダウンロード
グーグルAppストアApple appストア

  PDFダウンロード
デジタルトランスフォーメーションへの従業員の関与: デジタル戦略実現のための新たなモデル
*必須項目