社員の精神的ウェルビーイングを保つ3つの方法

社員の精神的ウェルビーイングを保つ3つの方法

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社員の精神的ウェルビーイングを保つ3つの方法
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Calendar21 2月 2019

雇用主はウェルビーイングに対して全体的なシステムアプローチを採ることが推奨される。それは精神的な健康は肉体の健康と平行してとらえられ、社員がその能力をフルに発揮する為の重要な構成要素の1つであると考えられるものだ。しかし、残念なことに、雇用側はメンタルヘルスに関わるリスクへの理解に乏しく、保険会社やその会社の医療制度で個別カウンセリングのアクセスを提供しているのは5割以下であった。

アジアでは、メンタルヘルスをとりまく偏見によりそれをタブー視する傾向があり、競争の激しい労働環境でメンタルヘルスの問題を表に出すことに難色を示す。香港メンタル疾病調査(The Hong Kong Mental Morbidity Survey)という香港で2010年から行われた3年間の研究によると、一般的な精神疾患の罹患者のうち前年に医療的サポートを受けている人は4分の1以下であることがわかった。そしてたったの3.9%の人しか心療内科を受診していないこともSCMP(南華早報)では報告されている。

「団体医療保険の場合、最も雇用側に影響する3大リスクは何であるか?」という質問を保険会社した場合、グローバルでは、前述の通り、メンタルヘルスが3位で43%であった。しかしながら、アジアでは、労災リスク(44%)と環境リスク(51%)を下回りメンタルヘルスは最下位で31%であった。

これは世界で医療コストが上昇する中で、アジアでは企業がメンタルヘルスの福利厚生制度を無視していいという事ではない。前述の2018年世界の医療トレンド調査(2018 Medical Trends Around the World)では、2017年の世界の医療コストは9.5%上昇し、それはインフレ率の3.4%のほぼ3倍に相当する。香港の上昇率は世界の平均を下回っているが、シンガポール(8.6%)や韓国(7%)といったアジアの他の先進都市よりも高かった。

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